Oradano明朝というフォントを見かけて面白そうだったので使ってみました。
Oradano明朝フォントを十年半ぶりにアップデートしました。
— UCHIDA Akira (3.1) (@uakira2) 2016年4月5日
よろしければRTじゃなくDLを!https://t.co/B7whehY9ZX
お気に召したらFavじゃなく用例ツイートを!!
もしくはバグレポートをプリーズ!!! pic.twitter.com/FjRKeCSwY9
私はフォントガチ勢ではないので「東京築地活版製造所」のブランド力がよく分からないんですが、
このフォントが実装している仮名および仮名に準ずる記号は、東京築地活版製造所が明治30年-31年に販売しあるいは印刷していた五号活字(“築地体前期五号仮名”の最終型)に基づき、内田がアウトライン化したものです。それ以外の非漢字は、内田が新規にデザインしたものです。
(http://www.asahi-net.or.jp/~sd5a-ucd/freefonts/Oradano-Mincho/)
とのことです。
やり方は前にFontAwesomeのフォントを使うやり方を書いた記事と同じです。
フォントをインストール
以下のサイトからフォントをダウンロードしてインストールします。
Oradano Mincho : non JIS X 0213 public domain TrueType font
extrafontでフォントを読み込む
インストールされただけではまだRからは使えないので、extrafontパッケージでfontをインポートします。
library(extrafont) font_import(pattern = "Oradano.*")
これで、Oradano明朝を以下のような名前で指定できるようになるはずです。fonts()
の結果が表示されればインポートされています。
fonts() #> [1] "Oradano-mincho-t"
font
に指定する。
これを、familyに指定すれば大丈夫です。↓こんな感じ。
library(ggplot2) ggplot(mtcars) + geom_text(aes(x = drat, y = wt), label = "車", family = "Oradano-mincho-t")
以前つくったmukiau
というパッケージでOradano明朝を使ってみます。
mukiau(spell = "「ごん、お前だったのか。いつも栗をくれたのは」ごんは、ぐったりと目をつぶったまま、うなずきました。兵十は火縄銃をばたりと、とり落しました。青い煙が、まだ筒口から細く出ていました。", family = "Oradano-mincho-t", size = 15)
味があっていいですね。