知らない人もいるかもなので、まず「#|
を使ってチャンク内にチャンクオプションを書く」とは?、という話から。
R 4.2のWindowsの文字コード関連にちょっとだけコントリビュートした話
R 4.2がいよいよ4月22日にリリースされます。
#rstats 4.2.0 "Vigorous Calisthenics" scheduled for April 22. Full schedule at https://t.co/1yhUhLvQFQ
— Peter Dalgaard (@pdalgd) 2022年3月18日
数か月前に見たときは、「ほんとに出るのか...?」という感じでしたが、出るみたいです。すごい。 まあ実際、ここ数か月はWindowsでR-develを使ってるんですが、特に深刻なバグとか出くわしたことないので大丈夫そうな感じします。
続きを読むメモ:WindowsでR-develをビルドする方法、あるいは混沌について(2022年初頭版)
なぜわざわざタイトルに「(2022年初頭版)」とつけたかというと、今われわれは混沌のさなかにいるからです。明日はどっちだ。
めちゃくちゃややこしいことに、現時点でRtoolsはRtools40とRtools42の2種類が存在します。 そして、細かいことを言ってさらにややこしくすれば、Rtools40には2つのバージョンが存在します。
- Rtools40: MSYS2をベースにいくつかパッチをあてたもの
- Rtools42: MXEというツールチェーンそのまま
- R 4.2用のツールチェーン(GCC 10 64bit:
${RTOOLS42_HOME}/x86_64-w64-mingw32.static.posix
)と依存ライブラリを含む(ので重い。3GB越え...)
- R 4.2用のツールチェーン(GCC 10 64bit:
ということで、今のR-develをビルドできるツールには、Rtools40v2とRtools42の2種類があります。 Rのバグを検証するために開発版をビルドしようとしたらそれぞれ微妙にビルド方法が違ったのでメモ。
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