9月26、27日に札幌で開催された FOSS4G Hokkaido 2025 に参加して、mapgl パッケージについて発表してきました。
FOSS4G Hokkaido とは
FOSS4G(ふぉすふぉーじー) Hokkaido は、地理空間情報を扱うオープンソースソフトウェアに関わる人の交流を目的としたイベントです。北海道だけでなく世界中様々な場所で「FOSS4G」を冠するイベントが開催されていて、日本国内だと、今年は関西(FOSS4G Kansai)、九州(FOSS4G Kyushu)、日本全国(FOSS4G Japan)、信州(FOSS4G Shinshu)があります。
ちなみに、FOSS4G Hokkaido はなんと今年2度目の開催です。前回は2月に FOSS4G Hokkaido 2024 が開催されていましたが、私はその翌日に今の会社・MIERUNE に入社しました。半年経って、まだまだ GIS エンジニアとしては見習い中ながら、発表者としてこの場に戻ってこれて感慨深いです。
mapgl パッケージとは
mapgl パッケージは、R から MapLibre GL JS・Mapbox GL JS の地図をつくり、データを可視化できます。leaflet パッケージに取って代わるにはまだまだインターフェースがこなれていない印象ですが、MapLibre でできることはけっこうカバーされているので、今後のエコシステムの成長に期待、という感じです。正直イマイチに感じる部分もあるんですが、その辺りも含めてスライドに書いたつもりです。
感想
QGIS から DuckDB、点群データからシェープファイルまで、さまざまなトピックの話を聞けて面白かったです。また、懇親会の料理のクオリティも相変わらず高くておいしかったです。私の発表はちょっと盛り上げきれなかった感じで、個人的にはいろいろ反省がありましたが、とても楽しめました。運営のみなさんありがとうございました!