メモ:Manjaro Linux 18.1.0でArduinoを動かす

基本はここを読めばOKのはずです。

arduinoをインストール

sudo pacman -S arduino

AVRのボードの場合

AVRにはAVR用のツールチェーンが必要なのでpacmanで入れます。

sudo pacman -S arduino-avr-core

ARMのボードの場合(まだ試してない)

wikiを読む感じこのカーネルモジュールが必要っぽいです。

sudo modprobe cdc_acm

シリアル通信を有効に

Arduinoはログインユーザーを実行ユーザーとして立ち上がるので、シリアル通信がログインユーザーの権限で使えるようになっている必要があります。 Ubuntuとかではシリアル通信のデバイスdialoutグループになっていますが、Arch系ではuucpらしいです。

sudo gpasswd -a $USER uucp

あと、 /var/lock/lockdev を使うため lock グループも必要です。

sudo gpasswd -a $USER lock

このあと、Arch wikiには「変更を適用するには、一度ログアウトしてから再度ログインする必要があります」と書かれていますが、 手元のManjaro(GNOME)ではログアウトだけではだめで再起動が必要でした。

ともあれこれでArduinoへの書き込みができるようになっているはずです。

...はずなんですが...

ファームウェアをアップデートする(普通は必要ないはず)

XPS 13 7390を使ってるんですが、なんかWindows入れてたときからUSB接続のDVDドライブの挙動が変だな...と思ってたんですが、どうやらUSB周りのファームウェアの問題だったっぽいです。なんか動かないなと思ってたらfwupdファームウェアをアップデートしたら動くようになりました。謎...

# インストールしていなければ
sudo pacman -S fwupd

# アップデート内容を取得
fwupdmgr refresh

# アップデート内容を確認
fwupdmgr get-updates

# アップデートを実行
fwupdmgr update