メモ:Dell XPS 13 (7390)にArch LinuxとGNOMEをインストールするまでの紆余曲折

あれ、Manjaro入れたんじゃなかったの?と思ったかもしれませんが、そうなんです。いったんはインストールしたんです。

でもいろいろ動かないところがあって、やっぱ最新のノートパソコンにはArchじゃないとドライバとか足りないのかな?と思ってArchを入れるに至りました。 ひょっとして誰かの参考になるかもと思って書き残しておきます。

(結果から言うとX11をWaylandに変えたらいけたので、ManjaroでもGNOMEだったら問題なかったはず...)

Manjaro (Xfce)だとうまく動かない

まずはManjaro (Xfce)だとどういう問題があったのか。

画面がちらつく

これはたぶんドライバの選択がうまくいってないからで、intel-media-driverをインストールしてexport LIBVA_DRIVER_NAME=iHDを指定すればだいぶ改善された、気がします。 (LIBVA_DRIVER_NAMEの指定が必要なのはArchにしても変わりませんでした)

VS CodeとかRStudioの画面が描画されない

これは画面全体がちらつくわけじゃなく、一部のソフトウェアで画面が描画されないという感じで、なんかハードウェアビデオアクセラレーションがうまく使えてない?という問題な雰囲気でした。 いろいろ試したものの改善しなかったので、ちょっと別のを試すかということでUbuntuをインストールすることにしました。

Ubuntuをインストールしようとしたけどできない

なんでUbuntuかというと、これはDell XPS 13を買った理由でもあるんですが、Dell XPS 13は海外だとUbuntuを入れて売ってるからです。 まあ売り物になってるってことはハードウェア関連の混乱も少ないかなと思って。

で、Ubuntu 18.3をインストールしてみたものの、wifiバイスが認識されなくて、ということはインターネットにつながらず、なんかめんどくさくなってやめました。 ドライバだけ別のところから持ってくればいいんだろうけど、まあこれはArchを使えってことなんだな、と思って。

Arch Linux (LXQt)でもうまく動かない

で、Arch Linuxをインストールしたわけですが、はじめに試したLXQtでは結局Manjaroと同じ症状でした(とはいえ画面のちらつきは少なかった気がする)。

なんか一瞬動いてる気がしたものの、これはたぶんハードウェアビデオアクセラレーションが効いてなさすぎて(なんかもっさりしてるなと思った)動いているように見えただけでした。 intel-media-driverとかいろいろインストールしていくうちにManjaroとほぼ同じ状態になってしまいました(なぜかRStudioは動いた)

Arch Linux (GNOME)

そんなこんなでもうだめかな、と思ったものの最後にダメ元で入れてみるか、と思ったGNOMEが動きました。どうやら、X11だとだめでWaylandなら動くみたいです(GNOMEもon Xorgだとだめだった)。

なんか昔は「Waylandだと動かないからX11にしとけ」みたいな話をよく聞いた気がしますが、逆にWaylandじゃないとだめとかあるんですね。たぶんグラフィックハードウェア関連のなにかとの相性だと思うんですが、よくわかりません。とりあえず普段よく使うものは動いてそうなのでWaylandを使っていこうと思います。