なるべくイケてるパワポをつくるために気を付けているたった1つのこと
昨日、発表のスライドの事を数人から褒められたので、思い立ってブログに書いておきます。 気を付けているのはたった1つ、
でかくて太い文字を使う
ことです(逆に言えば、あとは適当なので真似しない方がいいです...)。 でかくて太い文字を使うのがなぜいいかというと、主な理由は2つで、
- 後ろの方の席からでも見える
- 1枚のスライドに入る文字数が少ないので、文章の断捨離が強制される
だと思っています。
ちなみに文字を減らすのは、自分にとってだけでなく聴衆にとっても重要です。 文字がたくさんあるスライドが出てきて、その文章を目で読んでいるうちにスピーカーの話を聴き逃してしまった、みたいな経験はないですか? そういうことを避けるために、とりあえず文字数を減らすという指針は便利です*1。
具体的にやってるパワポの設定
まずは「表示」タブから「スライドマスター」を開きます。 ここで全スライドのデフォルトのフォントを設定できます。
次に、「スライドマスター」タブの「フォント」をクリックし、一番下の「フォントのカスタマイズ」を選びます。
フォントは、なんでもいいですが通常の字体だとスライド用には細すぎるのでBold体があるやつがいいです。 私は、英語には「Source Code Pro」、日本語には「源ノ角ゴシック Bold」を使っています。(今だとどっちもSource Han Codeでいいような気がするんですが、めんどくさくて試していないだけです...)
フォントの種類を選んだら、次はサイズを調整しましょう。デフォルト(第1レベルで28pt)は日本語には小さすぎます。
調整したい部分のテキストを選択して、「A^」ボタンをポチポチ押します。
どれくらい大きくすればいいのか正解はよくわかりませんが、私は、
- タイトルは44pt(元のまま)
- 第1レベルが36pt
- 第2レベルが32pt
- 第3レベル以降は使ったら負け
という感じでやっています。完成形はこんな感じ↓になるはずです。
注意
私はこうしていますが、プレゼンの理論みたいなのを勉強してるわけではないので正しいのかはよくわかりません。 まあ、「こういうのもあるんだなあ」くらいに覚えておいてもらえればうれしいです。。
*1:「とりあえず」と書いたのは、文字数さえ減らせばロジカルなスライドができるわけじゃないけど、そういう方向に進む圧力を自分にかけられる、という話です