ウェブAPIのためのRパッケージ作成の勘所

というタイトルで、第59回R勉強会@東京で発表してきました。APIパッケージ作成の勘所、というテーマのはずが、延々と世のAPIAPIへの愚痴を並べるだけのニッチなスライドになってしまいました。すみません。。

speakerdeck.com

RからウェブAPIのパッケージをつくるには、もう一度宣伝しておくと、この本を読んでおけばばっちりです。来週発売です。

notchained.hatenablog.com

今回いちばん伝えたかったことは、このvignetteの「付録:APIキーのベストプラクティス」という部分です。

qiita.com

スライドでも話しましたが、Rユーザーのクレデンシャルは危機にあります。論より証拠、GitHubのアカウントを持っている方は、以下の検索結果を見てください*1

ということで、なるべくコンソールで重要な情報を打ち込まない方法を提供したい、という気持ちがあります。それには、.Renvironによる環境変数の設定か、rstudioapi::askForPassword()によるポップアップがオススメです*2。詳しくはスライドをご参照ください。

こういう本の補足のようなことはこれからも小出しにしていこうと思うので、リクエストがあればお知らせください。マサカリとかもお待ちしています。マサカリを飛ばすのは誰にでも開かれた行為ですが、飛ばされるのは著者の特権です。お手柔らかにぜひ。

*1:GitHubにログインした状態じゃないと検索結果が表示されないみたいです

*2:とか書いておきながらestatapiパッケージはappIdを引数に取るわけですが…。漏れても大して被害はない気がするいまさら変えづらいのでそのままにしています。すみません。