hashicorp/hcl2でHCLファイルをパースする

Goを書いてると、設定ファイルにはHCL使ってみるか、という気分になったりすることがある。 普通に考えるとgithub.com/hashicorp/hclが正解なわけだけど、

を見つけてしまったので使い方のメモ。まだまだexperimentalとはいえ、Terraformに使われてたりするし、まあそんな派手に変更はないのでは?と思っている。

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Tokyo.Rでtidyevalが必要な理由について発表してきました

第74回R勉強会@東京で、「Yet Another Introduction to tidyeval」というタイトルで発表してきました。

申し込み時は「tidyeval入門以前」というタイトルにしてたんですけど、別にこれを知らなくてもtidyevalにはするっと入門できます。ビビらせてしまってすみません。。 これは、みんなが知りたいであろうtidyevalの使い方とかではなく、そもそもなぜこんなtidyevalなんていう独自世界をつくろうと思ったの?というのを推理していくというマニアックな発表です。 たぶん誰も求めてないだろうな、と思いつつ、応用セッションあいてるしまあいっか、というつい出来心でやってしまいました。

そんなわけで、「tidyeval入門」は誰かよろしく!

メモ:rlangのquo_name()、quo_text()、quo_label()、as_string()あたりの使い分け

TL;DR

  • quo_name(): 名前のついていない引数に名前をつけるときに使う(例: data.frame(a)とやるとaが列名になる、みたいなこと)
  • quo_label(): quosureや表現式を短めの文字列に変換するときに使う
  • quo_text(): quosureや表現式を省略なしの文字列に変換するときに使う
  • as_string(): シンボルを文字列に変換するときに使う
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readrパッケージがWindows上だと日本語のパスを読めない問題の現状

追記(2020/04/27): 「それでも直らない問題」は、vroomはBoost使ってないのでいけるはず(未確認)とのことで、いずれ readr がバックエンドとして vroom を使うようになればもう問題ないはずです。


追記(2018/11/23): この問題を修正したバージョンのreadrがCRANでリリースされました!

↓の「それでも直らない問題」は直らないんですけど、とりあえず日本語のパスは読めるようになったはずです。よかった...


今のCRAN版のreadrには、WindowsでR 3.5.0以上だと日本語を含むパスのファイルを読み取れないというバグがあります。 これはGitHub上ではとっくに直したんですが、諸般の事情でリリースされていません。また、解決しそうにない問題もあります。

そのあたりの事情をちょっと説明します。細かいことはいいから解決方法を教えてくれ!という人は「どうすればいいのか」だけ読んでください。

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メモ:reticulateがPython3になってくれなくて生きるのがつらい

Kerasインストール済みのRStudioのDockerイメージがほしい。それだけのことができなくて、秋。みたいな。

たぶん私がPython弱者すぎていろいろやり方を間違えてるんだと思うんですけど、reticulateが思った通りに動いてくれなくてつらかった話をメモ。

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