Tokyo.RでdplyrについてLTしてきました。
第53回東京R勉強会@東京(a.k.a. Tokyo.R)でLTしてきました。発表の概略はこちらのスライドをご覧ください(一部省略したスライドがあります)。
煽り系のタイトルではありますが、私はこれまでもこれからもdplyrが好きです。データ操作に革命を起こすかっこいい企てだと思います。
ただ、
dplyrは○○ができないからクソだ!
みたいなつぶやきを見るたびに、「dplyrにそこまで求めるのはちょっとやりすぎでは…」という気がしてしまいます。dplyrは、野心的にいろんなものを実現しようとしているので、切り捨てざるを得ない機能も多々あります。
例えば、私が立てた以下のIssueは「It's starting to feel to me that functions like this should belong in purrr.」というコメントとともにクローズされています。
こんなふうに、「これはdplyrの役割ではない」と切り捨てられる機能は、たぶん山ほどあります。
dplyrが何を目指しているかについては、スライド中でも少し触れましたが、dplyrのVignetteを訳しました。これを読むと少し分かるかもしれません。
dplyrは万能ではありません。多くを望みすぎず冷静に、愛を持ってdplyrを使いこなしていきましょう。