R Presentationでいい感じのテーマといい感じのフォントを使う

R Studio 0.98以降には、R Presentaionという機能があります。これを使えば、RMarkdownっぽい書き方で書いてブラウザで見れるプレゼンテーションに変換できます。

R Presentations – RStudio Support

細かいところのカスタマイズの仕方が分かりにくいので、ちょっとやってみたところをメモ。ほぼほぼ公式ドキュメントに書いてある内容です→Customizing Fonts and Appearance – RStudio Support

テーマの変更

R Presentationはreveal.jsを使ってるんですが、reveal.jsにはデフォルトでついてるはずのテーマを選択するオプションが見当たりません。私はsolarizedを使いたかったのでとても悲しい気持ちになりました。

reveal.js - The HTML Presentation Framework

仕方ないので、CSSをダウンロードしてきて使います。このへんからsolarized.cssを持ってきて、Rpresファイルと同じ場所に置きます。で、1枚目のスライドで以下のようにcss:を指定します。

Soooooooolarized!!!!!
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author: Hiroaki Yutani
date: 2015/2/11
css: solarized.css

あるいは、Rpresファイルと同じ名前(例:test.Rpresならtest.css)にしておけば、明示的に指定しなくても自動でそれを使ってくれます。

ウェブフォントの変更

solarized.cssをいじります。

importしたいフォントをこんな感じで指定して、

@import url(http://fonts.googleapis.com/css?family=Bangers);

このへんとかこのへんでフォントを指定してるので、そこを指定したいフォントに書き換えます。

で、動くと思いきや、、なぜかウェブフォントがロードされません。

原因はまったくわからないのですが、いろいろ試した結果、font-importをRpresファイルの方で指定したらいけました。なんでだろう。

Soooooooolarized!!!!!
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author: Hiroaki Yutani
date: 2015/2/11
css: solarized.css
font-import: http://fonts.googleapis.com/css?family=Bangers

できあがったやつはこんな感じです。

Rpubs: RPubs - R presentation with solarized theme and webfont
gist: solarized_with_webfont.Rpres

ウェブフォントじゃないフォントも使えた

今さらですが、プレゼンを自分のPCでやるなら自分のPCに入ってるフォントならなんでも使えます。ウェブフォントにこだわらなくてもよかったのでした。たとえば、鉄瓶ゴシックを指定するとこんな感じ。

バン・アレン帯のお誕生日ですか?
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author: @yutannihilation
date: 2014/2/14
font-family: '07TetsubinGothic'

f:id:yutannihilation:20150212224922p:plain